大本営と同体質。核密約隠蔽!

 丸刈り頭のおっさんが直立不動の姿勢で、異常に高い声で発表する。『大本営陸海軍部発表。・・・・・・・・・・』
 現在では大本営の発表は、嘘八百であったことは明確になっている。国民を騙していただけでなく、軍内部や天皇に対してまで真実を隠す隠蔽体質

 なぜ、隠蔽するのか自分達の無能、作戦の失敗を隠すためである。

 そして何をしたか愛国心を持ち出し、靖国を持ち出し、特攻攻撃を命じ、一億総玉砕を指導した。要するに自分達の無能に起因する失敗の責任を全て国民の犠牲によって代償させようとした。

 明日は衆議院議員の選挙である。自民党は、自分達が責任政党だという。チャンチャラおかしい。労働者の3人に一人を非正規雇用にし、ワーキングプアーを生み出し、国の借金を返済不能なまでに増やし年金制度を破綻させた責任は全て自民党と公明党にある。そんな無能政党が自民党と公明党ではないのか!

 前回の衆議院選挙で自民党は、マネーゲームに走り、拝金主義を広めた象徴的存在である堀江隆文を公に支持した。あの竹中平蔵経済財政政策担当大臣も応援に行っている。この程度の自民党なのである。こつこつ働く労働者よりも一攫千金を狙う一部資本家のための政治

 8月26日朝日新聞朝刊一面。『核密約公開 米に撤回要請 政府99年、直後再び機密』の記事。
 いつまで自民党政府は、国民を欺き続けるのか
 これが責任政党のすることか。大本営と同じではないか。全く進歩していない。反省が見られない。

 戦争責任にしても、靖国問題にしても、直近ではイラク戦争の大量破壊兵器問題にしても日本は、何も総括していない。あのアメリカでさえもイラクで大量破壊兵器が見つからなかったことを情報収集に不備があったと反省しているのに対し、小泉は全く反省の色も無い

 全てが無責任である。言いっ放し。やりっぱなし。
 無責任、無反省の組織に進歩は無い

 明日の選挙がどうなるか、自民が勝つことはまさか無いだろうが。

(2009年8月29日 記)

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